プレスリリース: 謎の高速電波バースト日本初検出

東大/JAXA/宇宙線研究所/國立中興大學/国立天文台からなる研究チーム (筆頭著者の池邊蒼太氏と協同研究者の橋本哲也助教を含む) が、臼田 64 m 電波望遠鏡 (臼田宇宙空間観測所/JAXA) を用いて、日本国内で初めて高速電波バーストを検出しました。 このバーストは約15億光年彼方の宇宙からやってきました。 高速電波バーストは、非常に短い時間だけ電波で輝く、「宇宙の電波花火」のような現象です。 この「電波花火」は毎日 1000 回以上も空のどこかで起こっていることがわかっていますが、その正体は謎に包まれています。 その謎を明らかにする事は現代天文学の大きな課題の一つとなっています。 今回の成果の立役者である臼田 64 m は1984 年に完成した国内屈指のベテラン電波望遠鏡です。 そのような望遠鏡でも天文学の最前線でまだまだ活躍できることが示されました。

プレスリリースの詳細は以下のリンク先をご覧ください。
日本語
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/info/8244/
English
https://www.s.u-tokyo.ac.jp/en/info/8249/

國立中興大學ニュース
English
https://www.phys.nchu.edu.tw/en/news/ins.php?index_id=44
中文
https://www.phys.nchu.edu.tw/news/ins.php?index_id=486

橋本哲也
橋本哲也
助教 (NCHU)